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               実験方法を理解させるために | 
          
          
            |     小学校 理科 | 
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            |     中学校 理科 | 
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             1 はじめに 
   先日、理科の授業を見せてもらいました。実験の授業でした。教師からは一通りの説明がありましたが、生徒たちは十分に理解していないようでした。実験の一つの手順が終わると、次はどうするのか困ってしまい、他の班の様子を伺ったり、他の班に聞きに行ったりしていました。その様子から、実験方法が理解できていないことが見て取れました。 
   実験方法を理解させるために、担当の理科教員に次のような提案をしました。 
 2 実験方法を理解させるために 
 手順は次の通りです。 
            ① 実験方法の説明の前に、 
              「後で、一人ひとりに実験方法を説明してもらいますから、 
               考えながら聞いてね。」 
              と伝える。 
    ② 教師が実験方法の説明を行う。 
            ③ 実験方法の説明が終わったら、 
              「困っていることはありませんか。」と生徒に問う。 
              なければ、次に進む。 | 
          
          
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                        ④ 「ペアで実験方法を説明し合います。 
               窓側の人から先に説明します。 
               説明は実験書(実験プリント等)を見ながらしてもいいです。 
               終わったら、交代します。時間は3分間です。 
               では、始めてください。」 
            ⑤ 3分後、「終わりです。何か困っていることはありませんか。」  
              なければ、次に進む。 
            ⑥ 「では、実験を始めましょう。どうぞ。」 
 留意点 
              ○どんなに難しい実験でも、 
               実験書を見ながら説明するのだから、 
               二人で3分間がちょうどよい。(経験則として) 
              ○ペアで二人目の説明が終わっていなくても終了する。 
               実験する時間を確保するためである。 | 
          
          
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            3 おわりに 
   2020年10月31日、ある小学校で6年生対象に単極モーターづくりの講座を頼まれました。作り方を理解させるために、この方法を使いました。3分間で十分であると実感しました。早く作りたいという思いから、二人目が説明を終えていなくても不満はなかったように感じました。 
   ぜひ、実践していただき、成果と課題を交流したいものです。 
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